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STEP04

実際に部屋を見学する

いよいよ、お部屋見学です。

「百聞は一見にしかず」昔の方はうまいことを言ったものです。
間取図や写真を見ただけではわからないお部屋の状態を、五感を総動員して見学しましょう。これからいくつものお部屋を見ていくことになりますが、「ピンと来た」お部屋というのはかなりの確率で正解なものです。
正に「お部屋との出逢いは運命」なのです。

室内

実際の室内を見学して、リフォームの状態、眺望や日当りはとても気になるところでしょう。ポイントは、一見マイナスに感じられることも、家具の配置やラグ・カーテンなどのインテリアを「工夫」することで解消できるか、それとも自身のライフスタイルに大きな障害を与えるものなのかを、一番初めの「優先順位」に立ち返って確認することです。その上で大きな支障が出るのであればそのお部屋は見送り、それほどでもないのなら、複数お部屋を見ていく中で評点が一番高いものが「あなたの理想に近い住まい」のはずです。それでも迷うなら、「ピンと来る」ものを探しましょう。

建物

アパート・マンションは、自分ひとりが生活しているわけではありません。共同住宅といわれるように、日々の生活は共同生活になります。
見学している間では全てはわかりませんが、エントランスやゴミ置き場、駐車場・駐輪場等の共用部を見てみると管理会社や他の入居者さまの傾向が読み取れます。
掲示板があればちょっと見てみてください。管理会社からの最新の連絡事項、注意事項等が貼ってあれば、しっかりと管理されていることの目安になるかもしれませんね。

周辺環境

暮らしの基盤となる、建物の周辺環境もちゃんと確認したいところです。
駅や学校までの道のりも時間があれば一度は実際に歩いてみるのもいいでしょう。
電車やバスを使う場合は、いつもの通勤時間に合わせた運行本数も確認しましょう。
コンビニはもちろん、スーパーやドラッグストア。駅までの道のりにあれば便利ですね。
レンタルショップや本屋、銀行、病院など、気になる施設はいろいろありますが、やっぱり基本に戻って「優先順位」、自分の生活で本当に必要なものは?と問いかけてくださいね。

見学後…

見学をした後は、感想を正直に営業担当へ伝えましょう
お部屋が気に入らないときも、「何がどうなっているから不満だ」と具体的に伝えることが大切です。実際のお部屋を見たことにより、「10分以内と思っていたけど15分位なら大丈夫だからもう少し広い部屋がいい」とか伝えられることが、「住まいる」への近道なのです。
また、最後まで決めきれずしばらく考えたいときは何を迷っているのかを伝える一方、新生活のスタートに合わせていつまでにお部屋を決めなければいけないか、営業担当に相談しておきましょう。迷っている間に、他の人に契約されてしまうこともあるので、注意しなければなりません。「お部屋との出逢いは運命」、やはりタイミングも重要ということですね。